
最近、走っているとき、上半身が窮屈に感じるんだ。しかも手と足のタイミングがなかなか合わないとか言われるし…

もしかすると体幹が固まって動かなくなってるんじゃないかな。そうすると、力が無理に入って「窮屈さ」を感じるんだ。しかも手と足をつなぐ体幹がうまく動かないと、手足の連動が崩れるからタイミングが合わないことにもつながるね。

じゃあどうしたらいいの?

そうだな…体幹の使い方は非常に難しいんだ。まずはそもそも背骨がどのように動くのかをチェックするところからはじめようか。
ということで今回は背骨(専門的には脊柱)がどのように動くのかを見ていきましょう。
背骨の構成
背骨は頭と腰の骨をつないでいます。そして大きく首の部分(頚椎)胸の部分(胸椎)腰の部
分(腰椎)に分けられます。
背骨のうごき
背骨の動きは4つ。それぞれ首/胸/腰のどの部分で大きく曲がって動くのかに注目してみてくださいね!
・「のばす」伸展
どれくらい動くの?:
動く場所:
・「かがむ」屈曲
動く場所:
http://www.pt-pilates.info/wp-content/uploads/2015/09/胸椎・胸郭-脊柱.001.jpg
・「ひねる」回旋
動く場所:胸のあたりが大きく動く、腰はほぼ動かない
・「(横に)たおす」側屈
動く場所:まんべんなく

頭では分かったけど…練習では何を意識したらいいのかイメージつかないなぁ

ストレッチで体幹が「どこから」「どのように」動くのかを感じてみたらどうかな。次に、気持ちよく走れるスピードで走っているときに体幹がどのように動いているのかを感じられるようになる。最後に全力で走った場合にその動きが制限されているようならそれを取り払えるといいよね。

ありがとう、先は長そうだけど…頑張ってみる!
では今日はこのあたりで!