男子世界歴代8傑記録の裏の”いたたまれない事実”

9秒台で走るってどんな感覚なんだろう。どうもこんにちは、走り人です。

今日は男子世界歴代記録、つまりこれまでで最も速かった選手の記録を順番に見ていきたいと思います。

 

男子100m 世界8傑記録

順位 記録 氏名
1 9.58 U.ボルト
2 9.69 T.ゲイ
2 9.69  Y.ブレイク
4 9.72  A.パウエル
5 9.74  J.ガトリン
6 9.78  N.カーター
7 9.79  M.グリーン
8 9.80  S.マリングス

…外人選手の名前のとこに「氏名」って書くと違和感がはんぱないな(笑)そんなことはともかく、陸上を長く続けてきたものとしてみると本当に立派な記録だと思います。

 

では続いてこちらを見てみてください。

男子100m 世界8傑記録+???

順位 記録 氏名 ???
1 9.58 U.ボルト なし
2 9.69 T.ゲイ あり
3 9.69  Y.ブレイク あり
4 9.72  A.パウエル あり
5 9.74  J.ガトリン あり
6 9.78  N.カーター あり
7 9.79  M.グリーン なし
8 9.80  S.マリングス あり

右に一つ列を追加しました。何のあり/なしを示しているかわかりますか?

正解は…

 

 

 

 

ドーピング歴です。上位記録を持っている8名のうち6名がドーピングをしたことがあると。これは非常に残念な事だと思います。世界のトップに近づけば近づくほど得られる名声やかかるプレッシャーなども大きくなることの表れでしょうか。私には知る術もありませんが…

対して日本人選手のドーピングはめったに聞いたことがありません。そんなことを思って少しだけ自国に誇りを感じた一日でした。